用途
・無電解ニッケル-リンのリンの代わりにボロンを共析させためっき皮膜です。
・ニッケル-リン合金に比べ、硬度、耐摩耗、半田付け性や耐熱性に優れます。
・耐熱性が高い為、めっき後に高温度下に置かれるような部品への応用も考えられます。

・無電解ニッケル-リンのリンの代わりにボロンを共析させためっき皮膜です。
・ニッケル-リン合金に比べ、硬度、耐摩耗、半田付け性や耐熱性に優れます。
・耐熱性が高い為、めっき後に高温度下に置かれるような部品への応用も考えられます。
・加工段階で高温を嫌う一方で、使用時に高温を避けられない部品。
・また、電導性とコストを両立したい部品。
・電気、電子部品(電導性、半田付け性、ロウ付け性、ボンディング性、接点、シャフト等で金・ロジウムの代替えに)
・自動車部品(耐熱性、硬度、耐摩耗性、耐食性ピストン、ディスクブレーキ軸、加熱ノズル等の焼き付き防止に)
・化学工業部品(耐食性・耐摩耗性。ポンプ、バルブ、輸送管等の酸化防止に)
・精密部品(離形性・硬度・耐摩耗性。金型等の摺動摩耗対策)

| 特性 | 能力 | 
|---|---|
| ニッケル | 99.0~99.5% | 
| ボロン | 0.5~1.0% | 
| 硬度 | 析出時800Hv(100gf)熱処理による著しい向上はありません。 | 
| 電気抵抗値 | "1.05×10-² (Ω/cm²)三菱ケミカルoresta-EPMCP-T360" | 
| 比重 | 8.6±0.1g/㎤ | 
| 熔解温度 | 1350~1390℃ | 
| 電気抵抗 | 15~17μ・Ω/㎝(7.6μm)無電解ニッケル‐リンの1/10と低く、高価な金めっきの代替えに用いられます。 | 
| 半田付け | 良好酸化膜がつきにくいためです。 | 
| 耐摩耗性 | クロムめっき同等 | 
| 磁性 | 強磁性 | 
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