無電解ニッケルの耐食性

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無電解ニッケルの耐食性


 無電解ニッケルめっき品の耐食性は 材質、素材の表面粗さ、前処理、合金種、
めっき膜厚、後処理など 様々な条件により異なります。
(後処理なしの場合の傾向は以下の通りです。)
どの様な製品、特性のものを作りたいか?によって 組合せ・選択することが大切です。

耐食性        良             悪
    材 質:   銅   >  鉄  > アルミニウム
     膜 厚:   厚         >    薄
     表面粗さ:  平滑        >   粗い
     合金種:   Ni-B         >  Ni-P(詳細は下表 参照)
  
  表:無電解ニッケルめっき 各合金種の耐食性および特性

 ※ 熱処理 400℃ 2時間


  表:無電解ニッケルめっき 耐食性の比較

  素材:鉄(SPCC)  膜厚:5μm   試験内容:中性塩水噴霧試験(JIS H 8502に基づく)
※1 無電解Ni-P:中高リンタイプ、S含有、後処理なし
※2 Hiフロン:PTFE含有無電解Ni-P

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