筆めっき

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筆めっき

「めっき」と言っても、実は 色々な方法があります。
皆さんご存知の めっき液の入った浴槽に 品物を入れて加工するラック(ひっかけ)やバレル。
その他にも ノズルからめっき液を勢いよく めっきしたい部分に噴射して加工する「噴流めっき」、
筆やブラシなどを用い 触れた部分にだけめっきができる「筆めっき(ブラシめっき 、差しめっき)」
など 目的、用途、環境に応じて めっき方法を選ぶことができます。 
今回は「筆めっき」についてです。

 筆めっきの原理は 通常の電気めっきと同じです。
めっきしたい材料(被めっき物)を陰極(マイナス)に、電解液が含まれた含浸材で覆った筆(筆具)を
陽極(プラス)につなぎます。筆先にめっき液を含ませ、被めっき物に接した状態で電気を流すとめっきが
できます。

 

【筆めっきの特徴】
 ・設備が簡便で持ち運びができる
大型で取外しが大変な品物は、その場に行って作業ができる。
・操作が簡単:塗り絵、描画のようなイメージ
・部分めっきができる:キズの修復、装飾目的など

  筆めっきを用いた 2色めっき筆めっきを用いた 2色めっき

【応用分野】
装飾分野:美術工芸品、装身具などの加工および修復。
工 業 用:大型機械・印刷ロール・金型などの補修
プリント配線基板の回路修復
電子部品や航空機部品へのめっき など

チタン干渉色絵『花と蜂鳥』 作:黒田 孝一

めっき以外にも 陽極酸化皮膜の着色法としても
同様の考え方が用いられています。電極のつなぎは逆ですが。。。

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