過去の開発事例: エアゴールド

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過去の開発事例:エアゴールド

現在は 加工対応しておりませんが、今までの開発事例をご紹介します。

※「エアゴールド」は ヒキフネが開発した 超高精度の金属電析と形態形成技術によって生まれた
ハイファッションのゴールドジュエリーの製法および製品の総称です。

 今から20年くらい前まで ヒキフネで「金電鋳技術」を用いた宝飾品を作っていたことをご存知でしょうか?

【当時のカタログ・製品】


 電鋳は「電気鋳造」の略、英語でElectroforming。 1838年ロシアのJacobiにより発明され、その後 様々な方法
が考案・発表(主に銅やニッケルを用いたもの)されています。 現在では 電子部品・精密部品、美術工芸品など
に幅広く応用されており、皆さんも 知らず知らずのうちに 目にしたり、使っているかもしれません。
金電鋳については 24金、22金の電鋳は古くからあった様ですが、硬度(強度)不足などの問題があったそうです。 
その後も 課題をクリアできる様な電鋳に適した浴がなく、銅やニッケルに比べ 実用化が遅れたとか。。。
1983年頃、ヨーロッパで 優れた物性の金合金めっき(18金、14金など)が開発、発表され 宝飾品の加工技術の
1つとして使われる様になったそうです。

 この 金電鋳技術の用途開発に興味を持った、現 相談役が 1985年にヨーロッパへ調査に行き、「自社で金電鋳
技術を開発したい」となり 生まれた技術・製品が「エアゴールド」です。 この頃 コンピューターも高価ですが
手が届くレベルになり開発の後押しになりました。
(コンピューター1台が 自動車1台分くらいのお値段だった頃のお話です。)


  開発当時の電鋳制御装置  
                                                  
現在では 様々な材料・加工法で 大きくても軽量なジュエリーは多くありますが、当時は「大きい=重たい」でした。
華やかに。。。と大きめのイヤリングをすれば 耳が痛くなり、ブローチなどは薄手の生地を傷めてしまいます。
エアゴールドは、当時一般的だったロストワックス法やプレス法では難しかった課題を解決し、①大きくても軽く
②手作り一点ものだったデザインでも量産が可能  となり 「ファッション」を楽しむ時代を作りました。    

2000年頃 環境問題が取り沙汰される様になり エアゴールドは少量ですがカドミウムを使用していたこと、様々な
製法が開発され電鋳で作る必要がなくなってきたこと、需要減などから 製造を終了しております。


【エアゴールドの製造工程】

上記 工程で作製した製品

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